ボウリングのボールは少し重いぐらいのものがおすすめ

ボウリングをする時には、多くの人が手軽に楽しむ為にボウリング場で無料で貸して貰えるハウスボールを使います。

ボウリング場のボールなんてどれも同じなのでは、と思う人もいるでしょうが、選び方次第でスコアを上げることができるのです。

基本的に、ボウリングのボールは重い程ピンが倒れやすくなります。

ボールはポンド表示ですので、男性ならば12～15ポンド、女性ならば7～8ポンドを目安に選ぶとスコアが出易くなります。

因みに1ポンドは約0.45キロと覚えておくと、分かり易いでしょう。

ボールに指を入れたら腕を伸ばして、軽く前後に振ってみて、その時に少し重いと感じる位がベストです。

投げる時には助走を付けるので、少し位い重くても気にならないものです。

但し腕の力が弱い人があまり重いボールを持つと、コントロールが付けにくくなるので注意しましょう。

穴のサイズはきつすぎず、緩すぎないのがベスト

ボウリングのボール選びで大切なポイントとして、穴の大きさがあります。

穴の大きさにより、手のフィット感が変わってきて、スローイングに影響が出るのです。

ボウリング場のハウスボールの場合、穴に対して親指は付け根まで、中指と薬指を第2関節まで入れます。

これはコンベンショナルグリップと呼ばれ、最も力が加わる持ち方なのです。

そしてボールを持った時に、手の平がボールの表面にピッタリと付くのが理想です。

しかしボウリング場のボールの場合、誰にでも適度に合う様に穴が開けられていますので、自分の手には合わないことが殆どです。

その様な場合には、とにかく親指がどこまでしっかりとフィットするかで選びましょう。

親指をボールの根元までしっかりと入れて左右にスムーズに回る位がベストです。

ボールの穴のサイズはSMLとあり、親指の穴が大き過ぎると投げる時にすっぽ抜けてしまったり、小さ過ぎると手から離れにくくなります。

ボウリング場のボールを使用する場合には中指や薬指の穴の大きさはあまり気にしなくても良いでしょう。

 

曲がることを期待するのならばマイボールを持とう

ボウリング場のボールは、表面素材にプラスチックやウレタンなどが使用されていて、レーンとの摩擦が少なくなる様に作られています。

その為に曲がりにくく、テクニカルなスローイングは難しくなります。

もしも曲線で投げたいのならば、ボウリング場のボールではなくマイボールを持った方が良いでしょう。

マイボールには、アクティブウレタンやガラス球などの素材が使われていて、曲がり易くなっています。

しかも内部には中玉が入っていて、形を変えたり重心をずらしたりして曲がり具合をコントロールできる様になっているのです。

マイボールを選ぶとなると、様々な種類の中から自分に合ったものを一つ選ぶのは大変です。

スローイングに自信がある人ならば、中玉の形が長細いタイプのボールにすると大きな曲線を描くことができます。

初心者はまだ投げるフォームが安定していないので、ボールの曲がり具合をあまり気にする必要はありません。